【J1展望】2ndステージ・11節|松本-G大阪|ACL4強のG大阪の攻撃力に、松本がどこまで耐えられるか

2015年09月19日 サッカーダイジェスト編集部

松本――堅牢な守備からのキム・ボギョンの仕掛けに期待。

J1リーグ2ndステージ・11
松本山雅FC - G大阪
9月20日(日)/14:00/松本平広域公園総合球技場
 
松本山雅FC
2ndステージ成績(9節終了時):17位 勝点7 2勝1分6敗 7得点・18失点
年間成績(26試合終了時):16位 勝点22 6勝4分16敗 24得点・44失点
 
【最新チーム事情】
●前節・湘南戦は喜山を初めて3バックの一角で起用し、一定の成果を収めた。
●電撃加入したキム・ボギョンはインサイドハーフで先発濃厚。攻撃面で期待が掛かる。
●ウィリアンが13日の練習試合で故障した模様。
 
【担当記者の視点】
 新加入キム・ボギョンがインサイドハーフを務め、喜山を3バックの一角に起用し、安藤を左ウイングバックにコンバート。ビルドアップの面で効果が期待されるマイナーチェンジを施し、格上相手からの勝点奪取を誓う。
 
 前節の湘南戦でようやく連敗が止まり、チーム状態は決して悪くない。パスワークに優れ、前線の破壊力を備えるG大阪に対しては、耐える時間が長くなりそうだ。堅牢なブロックを形成し、手数をかけないカウンターを狙うのが得策だろう。
 
 注目はキム・ボギョン。打開力に優れる期待のアタッカーは、個の力で好機を演出できる。DFを引きつけられれば、工藤やオビナがフリーになる。周囲との連係面ではまだまだ物足りないが、果敢な仕掛けでチームを勝利に導きたい。

次ページG大阪――パトリックと倉田の好連係は収穫。状態の良い宇佐美が爆発するか。

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