【J1】芸術的なゴールを重ねた浦和が年間勝点で単独トップに。清水には降格の恐怖が忍び寄る

2015年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和は落ち着いたスタンスで、後半は清水を寄せ付けなかった。

鄭大世のヘッドで一度は同点に追いついた清水だが、後半に再び突き離され…。ホームで手痛い黒星を喫した。写真:田中研治

 J1リーグ第2ステージ・11節の清水対浦和が9月19日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、4-1で浦和が清水に快勝した。

【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・11節
 
 立ち上がりは清水にチャンスを作られる場面もあった浦和だが、徐々に流れを掴むと27分に先制。柏木のFKから森脇がヘッドで押し込んだ。しかし、浦和の時間帯も長くは続かず、38分にはホームの清水が鄭大世のヘッドで追いついた。
 
 1-1で迎えた後半はまず、清水がウタカを中心に攻め込む展開になる。だが、リードしたのはまたしても浦和だった。54分、サイドチェンジから関根がダイレクトでゴール前に流したボールを、興梠が押し込んだのだ。
 
 落ち着いたスタンスで試合を進める浦和は、66分に森脇のクロスから武藤が2タッチゴールを決めて3‐1と突き放す。息のあった連係で芸術的なゴールを重ねたアウェーチームはロスタイムにダメを押し、4-1で勝利。

 同日、広島が鳥栖に引き分けたため、年間順位で浦和が単独トップに浮上した。試合後、殊勲者のひとり興梠は「昨年のような悔しい想いをしたくないので、このままの調子で優勝したい」とコメントした。
 
 一方の清水は年間順位で17位。ひたひたと降格の恐怖が忍び寄る。
 
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