E-1組からカタールに行くのは?「いないだろうね」と城彰二はバッサリ。20歳の逸材ボランチは「すごく大雑把」

2022年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「細かいところが全く違う。パスミスがすごく多かった」

城氏は相馬(写真)の能力を認めつつ、W杯行きは難しいと予想した。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表FWの城彰二氏が7月28日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で最新コンテンツを公開。E‐1選手権を制した日本代表のカタール・ワールドカップのメンバー選考や韓国代表について語っている。

 城氏は国内組で臨んだE‐1メンバーの中から、カタール行きを叶える選手がいるかどうかについて「いないだろうね」とバッサリ。「ずば抜けた選手がいないと。もうほぼ決まっているから、割って入るのはなかなか難しい」と予想した。

 大会MVPに輝いた相馬勇紀(名古屋グランパス)については「良いんだよ。仕掛けるスピードもあるし、良いタイミングで行く。でも、比較対象のサイドは相当層が厚い。あのメンバーの中に入ると弱い」と指摘する。
 
 城氏が以前から高評価していたという20歳のボランチ、藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)については、成長を認め、韓国戦の先制点のアシストとなったクロスは「良いパスだった。片鱗は見せた」としつつ、「すごく大雑把」「もうちょっと安定感が出ないと、上には食い込んでいけないかな」とワールドカップ出場の水準にはまだ物足りない見立てを示した。

 今回のE‐1メンバーは、森保ジャパンの中核をなす欧州組と比較すると「細かいところが全く違う。パスミスがすごく多かった」として、連係面でも精度が足りないと分析した。

 また、E-1の最終戦で日本に0-3で敗れた韓国代表については、「ひどかった。時代が終わった」と振り返る。現在取り組んでいるパスサッカーでは韓国の良さが出ないとして、「あのサッカーをやっていたら全然大したことないなって感じ」と、"宿命のライバル"には手厳しかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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