ミラン、ベルギー人FWの補強難航で伊メディアが本田圭佑の移籍を回想!「骨が折れた」「全てが決まったと思われた時に…」 

2022年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

2013年夏にCSKAモスクワからの移籍が実現せず

14年1月に、CSKAモスクワからミランに移籍した本田。(C)Getty Images

 要求額と提示額の差は、数百万ユーロと言われる。だが、その差が埋まらない。結果、移籍が実現しない日々が続いている。

 クラブ・ブルージュのシャルル・デ・ケテラーレ獲得を狙うミランだが、交渉は難航している。イタリア・メディアによると、ミランは総額3200万ユーロ(約44億8000万円)を提示。だが、クラブ・ブルージュは3500万ユーロ(約49億円)を求めているようだ。

 デ・ケテラーレにはリーズも関心を寄せており、ミランを上回る額をクラブ・ブルージュに提示したと報じられている。だが、選手本人がミランを希望し、クラブ間交渉が続いている状況とのことだ。今週の交渉でまとまらなければ、ミランは撤退するとも噂されている。
 
 移籍市場は複雑であり、簡単に取引がまとまらないことは少なくない。ミランもこれまで同様のケースでターゲットを逃す、あるいはあきらめたことがある。ミラン専門サイト『milanlive.it』は7月25日、そういった過去の例をいくつか紹介した。

 ルイス・ファビアーノやアクセル・ヴィツェル、カルロス・テベス、カカといったケースと一緒に取り上げられたのが、2013年夏にCSKAモスクワからの移籍が実現しなかった本田圭佑の例だ。

 当時の契約が2013年の年末までだった本田の夏の移籍は実現に至らず。本田はフリーとなった2014年1月にミランに加入することになった。

『milanlive.it』は「2013年夏。ミランはチャンピオンズ・リーグ出場権を手にし、CSKAモスクワとケイスケ・ホンダを巡り骨の折れる交渉を開始した」と、当時を振り返っている。

「すべてが決まったと思われた時に急停止。選手放出のための補償金を巡って合意に至らなかったクラブと合意に達しなかった。いずれにしても半年後の2014年1月に移籍は実現している」

 本田のようにトップ下を主戦場とする新戦力として期待を寄せられているデ・ケテラーレの移籍は実現するのか。ここ数日の動きが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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