「凄まじい人気ぶり」パリSG日本ツアーの盛況ぶりに、仏メディアも驚き隠せず!「マーケティングの観点からも大成功」

2022年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いたるところで歓待を受けた」

G大阪との対戦では、パナスタ史上最高の3万8251人が詰めかけた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 パリ・サンジェルマンは7月25日、日本ツアーの最終戦で、ガンバ大阪とパナソニックスタジアム吹田で対戦。6-2で圧勝し、川崎フロンターレ戦(2-1)、浦和レッズ戦(3-0)に続いて、Jリーグ勢から3連勝を飾った。

 フランス王者の来日に日本国内での反響は大きく、観客動員数は、川崎戦で6万4922人、浦和戦で6万1175人、そしてG大阪戦では3万8251人にのぼった。有料の公開練習ですら1万人以上のファンが詰めかけるというフィーバーぶりは、フランスから見ても「凄まじい人気のようだ」と驚きを隠せないようだ。

 現地局『TV5 MONDE』は「プレー面、特にDF面での人材不足にもかかわらずクリストフ・ガルティエ監督は基礎固めに成功した」と伝えている。

「パリSGは、リーグ・アンやチャンピオンズ・リーグで遭遇するような逆境に立つことはなかったが、日本での仕事はきっちり果たしたと言えるだろう。チームとしては戦術的なオプションを実践し、3バックをテスト。今後の課題も見え、改善の余地があることを確認した。前線ではエムバペ、ネイマール、メッシのトリオを採用し、できるだけ得点を奪うことを目標に掲げる姿勢もはっきりしている」
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 さらに、「プレー以上にビジネス面での反響が大きい。異国の地で、パリSGの多国籍軍団が日本ファンの間で凄まじい人気であることを証明した」と綴っている。

「3試合はチケットが完売し、何千人もの熱狂的な観客の前でトレーニングが行なわれ、クラブショップの前には行列ができた。いたるところで歓待を受けたパリSGは、日本で非常に評判が高く、スター選手たちの人気ぶりを見せつけた。当初の予定より2日間も短いツアーになったとはいえ、マーケティングの観点からも、間違いなく大成功を収めたと言えるだろう」

 日本で巻き起こった"パリSG"旋風は、現地メディアの想像以上だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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