「マジやばかった」とG大阪の倉田秋が語るパリSGの選手は?「一番思ったのは…」

2022年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちが今できることを、どんどんチャレンジしていこうと」

黒川のゴールの起点になった倉田。パリ・サンジェルマン戦を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ガンバ大阪は7月25日、日本ツアー中のパリ・サンジェルマンとホームのパナソニックスタジアム吹田で対戦。2-6で敗れた。

 主将の倉田秋は「レベルの差は感じました」と振り返る一方で、「どんだけやられても、自分たちが今できることを、どんどんチャレンジしていこうと話していた」と明かす。言葉どおり積極的に攻撃し、パリ・サンジェルマンから見事に2ゴールを奪ってみせた。

 中心となったのは、他でもない倉田だろう。ボランチで先発した10番は34分、右サイドで小野瀬康介に浮き球のスルーパスを供給。そこから小野瀬がクロスを上げ、ゴール前で混戦となり、最後は黒川圭介がこぼれ球を押し込んだ。ゴールの起点となったのは倉田のパスである。

 6失点したとはいえ、やはり収穫もあったようだ。倉田は口を開く。

「このレベルとできたのは本当に良い経験。このレベルをしっかり、自分のなかの基準として、近づけるように、できることをやっていきたい」
 
 良い経験となったのは、世界レベルのプレーを肌で感じられたことにもあるだろう。倉田はレベルの差を感じたところにも言及した。

「もう、全部の質。パス1本だったり、ゴール前の質だったり。あとは、一番思ったのは焦っていない。余裕があるし、遊び心がある。そこが一番感じたところです」

 なかでもネイマールについては「マジやばかった」という。倉田は「ボールを取れる気がしなかった」と語った。

 世界レベルのチームとの対戦は、貴重な経験となったはずだ。この一戦をきっかけに、低迷中のリーグ戦でも巻き返しを図りたい。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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