「まるで格闘技じゃないか!」ラフプレーの応酬となった日中戦を韓国メディアがバッサリ!「勝者は我々だ」

2022年07月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

韓国は日本戦に勝つか引き分ければ大会4連覇が確定

激しい肉弾戦となった中国戦。日本にとっては痛恨のドロー決着となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日曜日ナイターで開催されたE-1選手権第2節、日本代表vs中国代表の一戦はスコアレスドローに終わった。森保ジャパンは5バックで守備を固めた中国の牙城を最後まで崩せず、1ポイントを積み上げたのみ。第1試合で香港に3-0快勝を収めた首位・韓国に2ポイント差を付けられ、来週水曜日に運命の直接対決を迎える。
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 日本にとって痛恨のドロー劇を興味深く報じたのが、来日している韓国メディアだ。『スターニュース』は見せ場が乏しく、激しい肉弾戦と化した日中決戦を「まるで格闘技じゃないか!」と吐き捨て、次のように伝えている。

「中国は第1節で韓国を相手に繰り広げた野蛮なプレーを、日本戦でも継続させた。まったく学ぶつもりがなかったようだ。18分に森島司に見舞ったハ・ユーポンのファウルは危険きわまりなく、大怪我になってもおかしくないものだった。イエローカードでは不十分だろう。その後も中国は反則に近いチャージを続け、やがて攻撃が上手く行かない日本の選手たちもラフプレーが増えていく。後半には彼らからもエルボーやハイキックが飛び出したのである。まるでお粗末な格闘技を見せられたようで、試合は互いのファイトも虚しく、0-0の引き分けで終了している」

 さらに同メディアは、最終日の日韓戦にも言及。「日本対中国の"勝者"は言ってみれば我々韓国だった。なにせ最終節で日本に勝つか引き分ければ4連覇が決まるのだから。ずいぶん楽になった」といった調子だ。
 

 日本は前回の2019年大会、ともに2連勝で対峙した韓国との決戦に0-1で敗れて優勝を逃がし、5年前の2017年大会でも1-4の惨敗を喫して、当時のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任へと繋がったのは記憶に新しい。

 見事に勝利を収めて、韓国の4大会連続6度目の東アジア制覇を阻止できるか。俄然注目度が高まってきた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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