「退屈な引き分け」香港メディアが中国にスコアレスドローの森保ジャパンに皮肉「タイトルを逃しても不思議ではない」

2022年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「見どころは中国GKの好セーブだった」

中国と対戦した日本は、多くのチャンスを作りながらも無得点に終わった。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 7月24日、E-1選手権の第2戦で日本代表は中国代表と豊田スタジアムで対戦し、スコアレスドローで決着。相手はU-23世代が中心の編成で、実力的には格下とも言えたが、先の香港戦(6-0)から先発11人を総入れ替えして臨んだ2戦目は期待外れに終わった。

 この日本の戦いぶりを、香港メディア『東網』は「日本は中国と退屈な引き分けに終わった」とやや辛辣に報じている。

「日本チームは宮市亮や橋本拳人ら主力を投入したが、前線が得点のチャンスを逃し続け、中国と0-0の引き分けという結果に留まった。

 E-1選手権のタイトル奪還を目ざす日本にとって、この試合は絶対に落とせないものだったはずだ。だが、前半終了間際の森島司のヘディングシュートも決まらず、後半に生まれた細谷真大のチャンスもフイにした。ハッキリ言ってそれらを上回る見どころは中国GKハン・ジャチーの好セーブだった」
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 また、「守備面でも最後には押し込まれる場面も目立った」と評している。

「後半に香港戦のスコアラーである町野修斗と相馬勇紀を投入して攻撃を強化したが、逆に守備は脅かされる場面も増えた。危うくなった。攻めきれずに守備も戸惑い、この状態で引き分けに終わるのは妥当だ。優勝するには水曜日の韓国戦で勝利する必要があるが、今の状態では、タイトルを逃しても決して不思議ではない」

 快勝の後のスコアレスドローという不安定さは、香港メディアからも「チームの危うさ」と映っているようだ。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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