緊急出場で代表デビューの高平美憂、憧れの選手は長友佑都! SBでもCBでも「求められる役割を果たしたい」

2022年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃の起点となるパスは通用する場面もあった」

林香に代わって急遽出場した高平。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 日本女子代表は7月23日、E-1選手権の第2戦で台湾女子代表と対戦し、4-1で勝利を収めた。

 この試合で高平美憂は、先発した林香奈絵が負傷のために交代を余儀なくされ、39分に急遽出場。高平にとっては代表デビューであり、左CBに入り、チームの勝利に貢献した。

 試合翌日の24日、オンライン会見に応じた22歳は「事前に池田(太)監督から、途中出場でCBかSBのイメージをしておいてと言われていた」と明かした。

「イメージしていたなかで、実際にピッチに入ってプレーした。ファーストタッチで味方とのパス交換がうまくいかなかったのは、試合への入りを良くしないといけないなと感じた。ただ、自分のストロングポイントである攻撃の起点となるパスは、通用する場面もあった。そこは良かったなと思っている」
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 なでしこジャパンではCBのほか、SBでの起用が期待されている。憧れの選手は「長友佑都選手。連続的に駆け上がるところだったり、クロスの精度だったりが凄い。自分もそういう選手になりたい」と語った。

「(ブラジル代表)マルセロにも憧れていた。CBとしてはフィルジル・ファン・ダイクや板倉滉選手。1対1の強さが凄い。自分に足りない部分だと思っているので、参考にして、どうしたら強くなれるのかというのを勉強させてもらっている」

 代表デビュー戦で堂々としたプレーを見せた高平。中2日で挑むE-1連覇がかかった26日の中国戦に向けては「CBとSB、両方の役割を求められていると思う。求められるポジションに入ったとき、その役割をしっかりと果たしたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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