「エムバペは別格だった」浦和のモーベルグが語ったパリSGの印象は?「通用した部分もあった」

2022年07月24日 永福 海(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

「いい選手が揃ったいいチームが勝った。単純なことさ。」

この日は前半だけで何度もベルナト(右)とマッチアップしたモーベルグ(左)。(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズは7月23日に開催された『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』の第2戦で、パリ・サンジェルマンと埼玉スタジアム2002で対戦。0-3で敗れた。

 リオネル・メッシ、ネイマールはベンチスタートとなったが、キリアン・エムバペやスペイン代表でも主力のパブロ・サラビア、イタリア代表のマルコ・ヴェッラッティなどがスタメンに名を連ねたパリSGに対し、浦和は縦への推進力を活かしたカウンターで応戦した。

 結果は0-3とチームは完敗を喫したものの、個人で見ればパリSG守備陣の脅威となった選手は何人かいたのは間違いない。試合後、そのうちのひとりであるダヴィド・モーベルグが、自身のプレーの感触について回答した。

 対戦した感想を問われた28歳のアタッカーは、「自身が出場した前半だけの印象になるけど」と前置きした上で、「(パリSGは)チーム全体がよかった。なかでもエムバペが別格だった」とコメント。「いい選手が揃ったいいチームが勝った。単純なことさ。ワールドカップ優勝経験のある選手たちが高い給料をもらって集まった素晴らしいチームってことだよ(笑)」と続けている。
 

 さらに「このチーム相手でも戦えると感じた部分もあったけど、90分通してみれば彼らの方が上だった」と話し、力の差を痛感したようだ。

 対面したファン・ベルナトについては、「ドリブルで抜いたよね(笑)。大切なのは相手をリスペクトした上で、恐れないという気持ちなんだ。まぁ彼とは1500万ユーロ(約21億円)くらい給料の差があるけどね(笑)」とジョークを交えながら、印象を語った。

 母国スウェーデンからイングランド、スコットランド、デンマーク、チェコと欧州の各国リーグを渡り歩いたサイドアタッカーは、「通用した部分はあった」と自信を得た部分もあったようだ。

取材・文●永福 海(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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