「来るのは運命だった」ディバラはなぜローマに移籍したのか。10番を断った理由については…

2022年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「小さいころから歴史的な映画をたくさん見てきた」

ローマ移籍が決定したディバラ。(C)Getty Images

 ユベントスが契約を更新しないと発表した際、パウロ・ディバラが新シーズンをローマのユニフォームで戦うと予想した人は少ない。だがディバラは、ローマに来るのは「運命」だったと話している。

 ローマは7月20日、ディバラと2025年までの3年契約を結んだことを発表した。イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、ディバラはクラブ公式チャンネルのインタビューで、「小さいころから歴史的な映画をたくさん見てきたんだ」と述べた。

「そしてローマのことはずっと好きだったんだよ。僕がここにプレーしに来るのは運命だったのさ」

 背番号は21に決定。ローマ元主将フランチェスコ・トッティが纏った10番を受け継ぐことを選ばなかったディバラは、「チアゴ・ピント(GM)からは10番を勧められた。話し合ったけど、ローマでこの番号がどれほど大切かを知っている」と話した。

「彼がやってきたことのすべてから、あのユニホームはまだトッティのものであるべきだ。いつか僕が纏うことができるかもしれない。今は21番を選んだ。あの番号で僕は勝ち始めたし、これからも勝ち続けたいからだ」

【画像】ローマのユニホームを着用したディバラ。注目の背番号は?
 
 そのトッティからもこの夏ローマに勧誘されていたディバラだが、ジョゼ・モウリーニョ監督からのラブコールも決断に大きく影響したと明かしている。

 ディバラは「最も偉大な監督のひとりと仕事をすることになる」と意気込んだ。

「彼のことも、チームメイトのことも、すごく知りたいと望んでいる。この経験を始めるのが本当に待ち遠しいよ。モウリーニョ監督やピントGMからの連絡で確信できた。オーナーとの話し合いもそうだ。監督はとても明確だった。アイデアを話してくれた。ここに来た大きな理由のひとつだよ」

「彼のことはみんなが知っている。かなり話し合ったんだけど、彼からの連絡には感動した。監督とクラブに感謝したい。僕をローマに連れてくるために全力を尽くしてくれた。歓迎してくれたサポーターにも感謝している。これほどの熱狂ぶりは欧州でもなかなか見ない。南米のようだ」

 7年を過ごしたユベントスを去り、永遠の都でリスタートするディバラは、新シーズンにカリスマ監督の下でどのような活躍を見せてくれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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