「Jリーグでの姿とは別人」ブラジル・メディアの日本通記者が“国内組”森保Jの香港戦を採点! 最高評価の選手は?

2022年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「香港は予想以上に手応えがなかった」

2ゴール・1アシストと躍動した相馬。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は7月19日、E-1選手権の初戦で香港代表と対戦し、6-0で完勝。4大会ぶりの優勝を目ざすうえで、絶好の滑り出しを見せた。

 ブラジル・メディア『globo』の日本通、チアゴ・ボンテンポ記者は「"マリノス選抜"が目立つ国内組のみのサムライブルーが香港を相手に静かな勝利を収めた」と伝えている。

「日本は女子が韓国に2-1で勝ち、男子は香港に6-0で勝利し、最高のスタートを切った。この大会は国際サッカー連盟の認定外なので、国内組の選手のみが招集されている。

 森保一監督は練習時間の不足をクラブでの相性で補おうと考えたのか、横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島を中心にメンバーを集めた。この日、先発メンバーのうち5人が横浜F・マリノスで、実質"マリノス選抜"が戦いの場に立った。このチームは日本代表で考えればC、Dチームにあたると言えるだろうが、香港は予想以上に手応えがなかった」
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 そんななか、「この試合のハイライトだった」と称えられたのは、唯一、名古屋グランパスの選手として先発した相馬勇紀だ。出場選手を10点満点で評価する採点では、単独トップとなる「8.0」点が与えられた。

「所属チームの成績は芳しくなく、Jリーグでは1ゴール・1アシストに留まっている。今回の招集はサプライズのひとつだった。しかし、今日フィールドに現われたのは全く別人の選手だった。西村へのアシストに加えて2ゴールという素晴らしい存在感を示した」

 また、次いで高い「7.5」点は、それぞれ2ゴールをマークした西村拓真と町野修斗という、ふたりの代表デビュー組に与えられている。

 ちなみに森保監督には「6.5」と及第点以上の評価。「遥かに劣る相手に対しての期待通りの結果。横浜の選手に焦点を当てた先発選びが功を奏し、チームは何度も攻撃のチャンスを作り、守備ではほとんど苦しまなかった。今回がマリノス選抜なら、次戦は"サンフレッチェ選抜"になるのだろうか?」と寸評を添えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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