「どうすれば勝てるんだ!」なでしこジャパンにまたも敗北の韓国女子代表に地元メディアも嘆き節!「もはや日本戦はジンクス」

2022年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本は苦しみながらも、粘り強い守備対応で逃げ切り

韓国は終始主導権を握りながらも攻め切れず。日本の返り討ちに遭った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 なでしこジャパンがライバルを見事に返り討ちだ。
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 火曜日に行なわれたE-1選手権開幕戦、日本女子代表と韓国女子代表の一戦はホームチームがかろうじて2-1で勝利。序盤から主導権を握られる苦しい展開ながら、日本は33分にMF宮澤ひなたのゴールで先制点を挙げる。後半になっても押し込まれる時間帯が続き、59分には敵のエースMFチェ・ソヨンに同点ゴールを許すが、その6分後にカウンターをツボにはめ、最後はMF長野風花が勝ち越し弾を蹴り込んだ。その後の再三のピンチもなんとか凌ぎ切って、開幕白星スタートを飾った。

 海外組を含めてベストメンバーを構成し、日本戦に一戦必勝の態勢で臨んだ韓国にとっては、痛恨の黒星となった。試合前までの通算対戦成績は4勝11分け17敗ながら、2月のアジアカップではグループステージで1-1のドローを演じ、ベスト4で敗れた日本を上回る準優勝という結果を収めている。2005年大会以来、17年ぶりのE-1制覇を狙って来日を果たしたが、悔しいスタートとなってしまった。

 韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「もはや日本戦はジンクスだ」と嘆き節。次のように試合を総括した。

「素晴らしいスタートを切って日本を押し込んだ韓国だったが、結果的にビッグチャンスは掴めないまま、味方のクリアのこぼれ球から先制点を奪われてしまった。後半も攻勢を維持してチェ・ソヨンが眩いばかりの輝きを放って同点としたが、その後がいただけない。守備の枚数は十分揃っていたにもかかわらず、あっさりと2点目を奪われてしまったのだ。集中力の欠如が招いた結果である」
 

 終盤に韓国は、7年ぶりの招集を受けた181センチのFWパク・ウンソンを投入してパワープレーに打って出たが、同メディアは「いまひとつ意図が徹底されておらず、効果は薄かった」と、コリン・ベル監督の采配をチクリ。「最後まで攻めの姿勢を貫いた点は大いに評価できるが、結果的にツメが甘くて勝利できないのはこれまでの日本戦と同じ。我々は2015年大会のE-1で勝利(2-1)して以来、7年も勝っていない。いったいどうすれば日本に勝って、東アジアのナンバーワンになれるのか」と記した。

 女子の大会2日目は7月23日に開催。日本はチャイニーズ・タイペイと、韓国は中国と次戦を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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