「理子が必ず突破してくれると信じていた」長野風花が代表初ゴールに喜び!「まだまだチームとして良くなる部分は沢山ある」

2022年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

長野は各世代で世界制覇を経験

池田ジャパンで待望の代表初ゴールを決めた長野(10番)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 E-1選手権を戦う日本女子代表MFの長野風花に、待望のフル代表初ゴールが生まれた。

 なでしこジャパンは7月19日、E-1選手権の初戦で韓国女子代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。前半に宮澤ひなたのゴールで先制するものの、後半に一時同点に追いつかれる。決勝点が生まれたのは、1-1で迎えた65分。清水梨紗のロングボールを起点に、植木理子が右サイドを突破し、グラウンダーのクロス。これに走り込んだ長野が右足で決めてみせた。

 各年代で世代別代表を務めた長野は、飛び級で参加した2014年のU-17女子ワールドカップで日本の初優勝に貢献。再び、2016年のU-17女子ワールドカップにメンバー入りすると、2大会連続で決勝の舞台を経験。チームは準優勝に終わったものの、自身は大会MVPを獲得するなど主力として活躍。

 さらに、現なでしこジャパンの池田太監督が率いる2017年のU-19女子代表で、U-19女子アジア選手権を優勝すると、翌年のU-20女子ワールドカップでも戴冠した。
 
 そんな長野のA代表初ゴールシーンが、なでしこジャパンの公式ツイッターなどにアップされると、「植木さん、上手い」「いやーナイスゴール!!」「植木選手も長野選手もめちゃめちゃ格好いい」「風花すげーな、ナイシューおめでとー!!!!」などの祝福のほか、SNS上では「U-20制覇を知るふたりのゴールは感慨深い」など、U-20女子ワールドカップの決勝、スペイン戦でもゴールを決めている宮澤と長野のゴールへのコメントも寄せられている。
【動画】「ふたりともカッコイイ!」植木の突破から長野が決勝弾!

 試合後のフラッシュインタビューに応じた長野は、「苦しい時間もありましたが、しっかりと得点を獲れて勝ち切れたのは良かった。(植木)理子が必ず突破してくれると信じていたので、しっかりとあそこまで入り込めて良かったのかなと思います」とし、今後については、「初戦は勝利出来ましたが、まだまだチームとして良くなる部分は沢山あるので、次の試合まで修正して、良い内容で勝ち切れるように頑張りたい」とE-1連覇に向けて意気込みを語った。

 なでしこジャパンは7月23日に行なわれる次戦、茨城県立カシマサッカースタジアムでチャイニーズ・タイペイと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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【PHOTO】右サイドを力走!キャプテンを務め韓国戦勝利に貢献した清水梨沙を特集!
 

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