「パリSGを脅かすかも」南野拓実が加入したモナコの攻撃陣を独メディアが高評価「多くのDFが恐れるだろう」

2022年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クレメント監督は万能のプレーヤーを手に入れた」

独メディアからも評価されたモナコの南野。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 南野拓実が加入したリーグ・アンのモナコは、新シーズンの"台風の目"となるかもしれない。独メディア『Sport1』が7月17日付けで伝えた。 

 同メディアは今夏の補強面において、「モナコは着実にアップグレードしている。最近はほぼ毎年、主力の流出に苦言を呈されることばかりだった。でも今夏は攻撃陣の大幅なアップグレードを図り、それに成功している」と綴っている。

「2016-17シーズンのチャンピオンズ・リーグの準決勝進出、フランスリーグのタイトルという鮮烈なストーリー以降、彼らは寂しい時代を過ごしている。彼らはキリアン・エムバペやヤニック・カラスコなどユースから素晴らしい選手を輩出し、選手を育てて売却してきた。しかし、そうしたビジネスモデルの恩恵を受けつつ、チームはくすぶっている。

 だが、ようやく上向いてきた。直近2シーズンを3位で終え、今季もCL予選に挑むことができる。ポール・ミッチェルSDのスカウティングが結実の時を迎え、チームを本当のトップに押し上げるステップを踏み始めたのだ」
【動画】南野がゴールに迫るシーンも! モナコ対インテルのPSMをチェック!
 そして、その目玉として注目されるのが南野だと指摘している。

「フィリップ・クレメント監督は万能のプレーヤーを手に入れた。今後の起用ポジションについては、彼は工夫を凝らす可能性がある。両ウイング、中央、攻撃的MFもこなす選手は48歳の指揮官に新たな選択肢を与えてくれることは疑いようがない。

 ボルシアMGから獲得したブレール・エムボロと南野を加えた攻撃陣は、最終的にパリSGとの差を埋縮めることができるかどうかは別として、リーグ・アンの多くのDFが恐れるのは確かだろう。ヨーロッパ内で比較しても、クオリティの高い素晴らしい攻撃陣だ。パリSGの牙城を脅かすのがモナコである可能性は、十分にある」

 日本人アタッカーに対する期待は高まり続けていると言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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