"お騒がせ男"がぶっちゃけ連発だ。

　ロメル・ルカクは昨夏、１億1500万ユーロ（約160億円）もの移籍金でインテルから古巣チェルシーに戻るも、期待通りの活躍を見せられず。さらにシーズン途中にはインテルへの愛や復帰希望まで語り、チェルシーやそのファンを敵に回すことに。結局、その後も状況は改善せず、この夏にレンタル移籍という形で、イタリアの名門に復帰していた。

　１年での出戻りに衝撃が走るなか、現地メディア『Football Italia』によれば、ルカクは今月14日に再びチームメイトとなったニコロ・バレッラと共に、インテルのユニホーム発表会に出席。そこで、これまではほのめかすだけだった思いを大胆に告白している。

「僕のキャリアで最大の挑戦は、ここでの今シーズンになるだろう。（昨夏に）出て行ったのは間違いだったよね、ニコ？ 今、僕はこのジャージを着れて幸せだ。昨シーズン、イングランドにいたとき、インテルが世界でどれだけ重要な存在か気付いたよ。ロッカールームやトレーニングでの様子は、僕らのハグやジョークを見れば分かるだろう」
【画像】ルカクは一体どこにいる？あまりの存在感の無さが話題！チェルシーの2022年元日投稿

　さらに29歳のベルギー代表FWは、チェルシー時代のチームメイトへの不満とも取れる、こんな棘のある発言もしている。

「僕らのロッカールームは大きな家族なんだ。フィールドの外でも多くの時間を一緒に過ごすし、大がかりな夕食会も一緒にやるんだ。ピッチの上でも、誰も他の選手を悪く言わないしね。いつもポジティブだよ」

　チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、「ルカクはレンタルバックするか？」との問いに、「もちろん可能性はある。可能性が高いかどうかは分からないけどね。見通しを立てるのは私の役目ではない。放出はオーナーと一緒に決めたことだ」と語っている。

　ただ実際問題、不敬発言が止まらないお騒がせ男に、戻る場所はないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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