「私は100歳じゃない」44歳ブッフォンが考える引退の二文字。 発言を伝えた英メディアは「日本のミウラ」を“ライバル視”

2022年07月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「55歳で引退?多かれ少なかれ…」

44歳にして現役バリバリのブッフォン。(C)Getty Images

 元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、自身の引き際について語った。英メディア『SPORT BIBLE』が7月15日付けで伝えている。

 イタリア代表史上歴代最多176試合の出場を誇る44歳は、01-02シーズンから、パリ・サンジェルマンに移籍した18-19シーズンを除き、20-21シーズンまでユベントスのゴールを守り続け、数々のタイトルを獲得。昨夏からはプロキャリアをスタートさせたパルマで再びプレーし、21-22シーズンはリーグ戦26試合に出場した。

「パルマで10年、ユーベで20年、パリで1年、ユーベで2年、そして今パルマで2年目だ」と、これまでの足跡を振り返ったブッフォンは、今後さらに10年以上プレーする考えをほのめかしている。

「私は100歳じゃない。55歳で引退?多かれ少なかれあるかもしれないね。いつやめるかは何年も前から考えている。そのたびに考えが混乱するんだ。10年間考えてきたけど、結局いつも『続ける』という考えに至る」
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 稀代のレジェンドはまた、いずれグローブを外した後、サッカー以外の道に進む可能性も示唆している。

「サッカーの世界を知るために重要な経験をしてきたが、この世界に留まることを100%確信しているわけではない。また何か別の経験をするかもしれない。すでにサッカーは知っているからね。私は好奇心旺盛で、他の世界を知ることも好きなんだ」

 果たして、ブッフォンは長い現役生活を一体どこまで伸ばせるだろうか。しかし、どの世界にも上には上がいるものだ。『SPORT BIBLE』は「世界最高齢のプロサッカー選手になるには、まだ少し時間がかかる」と訴え、三浦知良が55歳にしてなお、ピッチを走り続けていることに触れている。

「そのタイトルは、日本のカズヨシ・ミウラが獲得した。彼は55歳という高齢にもかかわらず、鈴鹿ポイントゲッターズでフロントプレーヤーとしてプレーしている」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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