「並外れた活躍をしている」元スコットランド代表DFが冨安健洋を称賛!アーセナルの右SB争いについて見解

2022年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペイン人DFについては「彼の時間は終わるだろう」

元スコットランド代表のハットン氏は、アーセナルの右SB争いで、ペジェリン(右)より冨安(左)を高く評価した。(C)Getty Images

 元スコットランド代表DFで、現在は解説者を務めるアラン・ハットン氏が新シーズンにおけるアーセナルの右SBのポジション争いに見解を示した。英メディア『Football Insider』が現地7月13日付けで報じている。

 21-22シーズンのアーセナルでは、昨夏に加入した冨安健洋が右SBのレギュラーに定着。怪我により長らく戦列を離れたものの、出場した試合では安定したパフォーマンスを披露した。そして新シーズンは、同ポジションにはスペイン1部のベティスへレンタル移籍していた元スペイン代表DFエクトル・ベジェリンが復帰となるようだ。

 ハットン氏は、冨安とポジションを争うことになるかもしれないベジェリンについて「正直に言うと彼の時間は終わるだろう」と語る。

「大怪我を負う前の彼のスピードは光速だった。レギュラーを務めていたし、永遠にクラブに残ると思ったが、ここ数シーズンは良くなかったね。レンタル移籍でプレーしたことは正しい選択だったと思う。自国に戻れて気分良くプレーできたと思うよ」
 
 ただ、復帰後のアーセナルで試合に出場することは困難だと見ているようで「今、冨安が加入しているが、彼がフィットしている時は、並外れた活躍をしている。ベジェリンが彼を押し出すことはないだろうね」と加入2年目となる23歳の日本代表DFを称賛する。

 また「アーセナルで確固たる地位を築きたいなら、彼は冨安とのポジション争いに挑むだろうね。もっとも、ミケル・アルテタ監督は冨安を右SBのナンバーワンと見ている。彼を外すのは難しいだろう」と27歳のスペイン人DFのレギュラー奪取は難しいと述べている。

 昨シーズンは、やや不完全燃焼に終わった感のある冨安だが、プレミアの舞台でしっかりと実力を示したのは事実。さらなる飛躍が期待される新シーズンの活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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