約10年ぶりの帰還!宮市亮の「爆発的なスピード」に森保監督は期待。 水沼宏太は32歳にして初招集!親子二代で代表に

2022年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベテランとして経験を生かしてほしいところはあるが…」

共に横浜で活躍する宮市(左)と水沼(右)。日本代表でも結果を残せるか。写真:金子拓弥

 日本サッカー協会は7月13日、E-1選手権に臨む日本代表メンバー26人を発表した。

 自国開催の今大会で、日本代表は19日に香港代表(カシマスタジアム)、24日に中国代表(豊田スタジアム)、27日に韓国代表(豊田スタジアム)と対戦。インターナショナルマッチデーの期間外に実施されるため、国内組のみでのメンバー編成となった。

 J1で首位を快走する横浜F・マリノスからは、畠中槙之輔、小池龍太、水沼宏太、宮市亮、西村拓真、岩田智輝、藤田譲瑠チマの最多7人が選ばれた。

 現役時代は同じくトリコロールの一員として活躍した、元日本代表の水沼貴史氏を父に持つ水沼は、32歳にして初招集。中京大中京高卒業とともに名将アーセン・ヴェンゲルが率いるアーセナルと契約し、昨夏からキャリアで初めてJリーグでプレーしている宮市は、アルベルト・ザッケローニ監督時代の2012年10月以来、約10年ぶりの代表復帰となった。

 若手選手が多いなか、水沼と今年の12月に30代に突入する宮市は、年長者の部類となる。森保一監督はメンバー発表会見で、当然その経験値には多分に期待を寄せながらも、Jリーグで発揮しているストロングポイントを、国際舞台でも見せつけてほしいと訴えている。
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「もちろん、ベテランとしてこれまでの経験を生かしてほしいところはあるが、いち選手としてこの代表の中で自分の存在価値を示すところ、仲間と繋がりながらチームを勝たせることにフォーカスしてプレーしてほしいと思っている。2人とも特長があり、自分の武器があり、チームで存在感を示している。

 水沼選手であればサイドで起点となって、クロスで得点チャンスを演出する。ゴール前にも入っていける、ハードワークもできるという部分。宮市選手は爆発的なスピードで上下動しながら、相手のゴールに迫っていく。得点もできればアシストもできる。その武器を思い切って発揮してほしい」

 今年11月に迫るカタール・ワールドカップのメンバー入りに向け、このE-1選手権は国内組にとって最後のアピールの場とも言える。アジアのライバル相手に爪痕を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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