首位横浜から7人、4位広島から6人も…2位鹿島からは日本代表の選出ゼロ。森保監督が明かしたそのワケとは?

2022年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「鹿島は攻守ともにアグレッシブな良いサッカーをしている」

森保監督が今回の選考理由を明かした。(C)Getty Images

 日本サッカー協会は7月13日、E-1選手権に臨む日本代表メンバー26人を発表した。
 
 今大会はインターナショナルマッチデーの期間外に実施されるため、国内組のみでのメンバー編成となり、J1の首位を走る横浜F・マリノスからは、水沼宏太、宮市亮、西村拓真、藤田譲瑠チマら最多の7人が選出された。森保一監督はメンバー発表会見で、その理由についてこう語った。
 
「シンプルに今、Jリーグでトップを走っているチームだということ。内容的にも強度とインテンシティの高い戦いをしている。また、チームとしての戦術的な戦いをしながらも、個のクオリティを発揮するという部分。試合を視察するなかでメンバーを決めた。個人的にもチームとしても結果を出していることは、まず評価しなければいけないところ」
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 3位の川崎フロンターレから3人、4位のサンフレッチェ広島から6人が名を連ねた一方で、横浜とは勝点5差で2位の鹿島アントラーズからは1人も選ばれなかった。

 指揮官はその理由を問われると、先日には、鹿島のエースであり、継続して日本代表入りも果たしている上田綺世がベルギー1部のサークル・ブルージュへの移籍を発表したなかで、タイミングの問題だと説明している。

「鹿島も非常にインテンシティの高い、攻守ともにアグレッシブな良いサッカーをしていると思っている。鹿島の選手たちも候補として見ている段階では、数名の選手をリストアップしながら、試合を見てきた。だけど実際この選考のタイミングで、移籍等々の理由があり、選べなかったというところはある」
 

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