現地時間７月12日にタイのバンコクで行なわれたプレシーズンマッチ、リバプール対マンチェスター・ユナイテッドは、４－０で後者が大勝した。

　リバプールは前半だけで３失点を喫し、後半終盤にもさらに失点。試合を通じて対戦相手の２倍となる18本のシュートを放つも、最後まで得点を奪えずに完敗した。
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　英紙『Liverpool Echo』は、試合後のユルゲン・クロップ監督はユナイテッドに比べて「準備不足だった」と振り返ったと報じている。

「彼らは１週間長くトレーニングを進めているが、我々のチームは夏休みから戻ってきたばかりの選手たちが多い。メンバーの選択にも制限があった。もちろん相手がどんなメンバーを起用するかなんて配慮は必要ないし、我々は自分たちにとって正しい道を進むことが必要だ」
 

　そう語りつつ、試合内容については反省の色も見せた。

「結果は妥当だ。ただ、僕らはもっとゴールを決めることができたはずだし、そうすればもっと見応えのある試合になっただろう。ユナイテッドの得点は我々が与えたようなものだ。でも、結果さえ別にすれば、チームの良いところもたくさんあった。最後の５分間では３、４点取れるだけのチャンスに恵まれた。取れなかったのは我々のせいだ」

　そして指揮官は「たとえ敗北しなくても、我々は改善が必要だ。まだプレシーズンの始まりに過ぎない」と締めくくったという。

　リバプールのプレシーズンツアーは続き、15日にはシンガポールでクリスタル・パレスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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