MLS（メジャーリーグサッカー）のインテル・マイアミのリザーブチームでプレーする元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムの次男、ロメオ・ベッカムが父を彷彿とさせる鮮やかなFK弾を決めた。

　イングランド代表でキャプテンを務めたベッカムは現役時代、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどでプレー。正確無比なキックで数多くのゴールを演出し、FKの名手としても知られている。

　現在はインテル・マイアミの共同オーナーを務めるベッカムを父を持つ19歳のロメオは、2021年９月にインテル・マイアミのリザーブチームであるフォート・ローダーデールCF（2022年にインテル・マイアミⅡと改称）とプロ契約。現在はインテル・マイアミⅡの一員として、2022年から新設立されたアメリカの３部リーグに相当するMLSネクストプロでプレーしている。

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　現地７月11日に行なわれたオーランド・シティB戦（３-１）、２-１と１点リードして迎えた84分だった。ペナルティエリア手前左側でFKを得ると、狙い澄ました右足のキックで鋭いシュートをゴール左隅に突き刺し、勝負を決める３点目を奪った。

　米メディア『ESPN』が公式ツイッターでこのゴールを公開すると、「蹴り方ちょっと似てる」「父親のようだ」「この親にしてこの子あり」「彼はベッカムですからね」「父も誇りに思うだろう」「キックの軌道が親子そっくり」「父親譲り」などの声が上がった。

　幾多のFKを決めてきた父も、次男の活躍を喜んでいることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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