Jテキスト速報で誤配信。浦和サポ騒然を“ブーイング”と表現「今回の事象を厳粛に受け止め…」など謝罪声明

2022年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

約9分後に修正データを配信

JリーグがJ1第20節・浦和対京都のテキスト速報で誤配信があったと報告した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは7月8日、J公式サイトおよび公式アプリで配信されたテキスト速報内に、事実とは異なる表現があったことを報告した。

 問題が起こったのは6日に行なわれたJ1第20節の浦和対京都。テキスト速報の配信元であるデータスタジアム株式会社によると、京都の選手に浦和の選手が倒されたコンタクトに対し、浦和サポーターが騒然としていた様子を「前半18分浦和サポーターが、プレーを切らない京都の選手に対し、声を出してブーイングを行っている」と表記。その約9分後に修正データを配信するまで、事実とは異なる記述が掲載され続けていた。
 
 この事象についてJリーグは、「テキスト速報内に事実とは異なる表現があり、ファン・サポーター、関係各社の皆様に混乱を招いたことをお詫び申し上げます」とし、「今回の事象を重く受け止め、テキスト速報の情報提供元と共に再発防止の徹底に努めて参ります」との声明を発表した。

 またデータスタジアム株式会社は、テキスト速報の取り扱いに対し「本サービスは、当社がコンテンツの作成、編集を行い、Jクラブ、Jリーグを含む各配信先メディア様はデータを加工せずにご利用いただいているサービスとなります。そのため、各配信先メディア様におかれまして編集責任はございません」と説明した。

 そのうえで、「Jリーグのファン・サポーターの皆様ならびにクラブ関係者の皆様、Jリーグ様、配信先メディア様、関係各所の方々へ混乱を招き、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「当社はJリーグサポーティングカンパニーとして今回の事象を厳粛に受け止め、真摯に対応し、具体的な再発防止策および必要に応じた改善を継続的に実施してまいります」と再発防止を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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