「長谷部さんにキレてた」鎌田大地は“表情で損をしている”のか。自身の考えは?「外からは評価されにくい」

2022年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1年目とかやばかったです」

ひょうひょうとプレーするのが特徴の鎌田。それで損をしていると感じることも。(C)Getty Images

 DAZNで配信中の元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回に、フランクフルトの日本代表MF鎌田大地がゲスト出演。ドイツへ渡った当初の苦労を明かした。

 番組内で「鎌田は表情で損をしている?」というテーマとなり、ドイツの名門シャルケで活躍した内田氏が次のように質問した。

「僕は海外だとひょうひょうとやる感じが損していると思った。やる気がないとか、もっと戦えよとか最初は言われた。(鎌田は)どっしり構えて、試合中もふてぶてしい。損している場合もあるんじゃないかな?」

 すると、20歳でサガン鳥栖からフランクフルトに移籍した鎌田は、「9.5割、損してますね。1年目とかやばかったです。いじめられてるんじゃないかというぐらい」と話し、こう続けている。

「ウォーミングアップとかも一人だけやり直しさせられたりとか。若かったし、試合にも出ていなかったから。(コーチが)あいつに言っておけみたいな。それに対して、ハセさん(同僚の長谷部誠)にキレてましたね。なんなの、あいつって」
 

 内田氏が「本当にそう。やる気を見せるために、演技をしてスライディングをするとか、苦しい顔するとか。俺もしてた」と話すと、25歳のアタッカーはこう続けている。

「それをハセさんにずっと言われてて。もっとやってる感出すだけでいいからやれと。俺はプライドが無理なんで。そんなん絶対やらへんと。俺が変わるんじゃなくて、こいつらが変わるからと言っていた。(チームの主力となった)今とかはもう何も言われないです」

 そして、進行の野村明弘アナウンサーから「国の文化もあって、ガツガツが好きなひともいるじゃないですか?」と問われると、こう語っている。

「ドイツは特にそういうのが好きですね。僕のプレースタイルは外からは評価されにくい。でも、いまの監督や選手たちは、理解してくれている」

 試合で出られない時期もありながら、いまや主力アタッカーに成長し、昨シーズンはチームトップの5得点を挙げて、ヨーロッパリーグ制覇に貢献した鎌田。トッテナムやリーズ、ウェストハムなどプレミアリーグの複数クラブからの関心が取り沙汰されるなど、"外"からの評価も確実に高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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