現地時間7月５日、フェイエノールトからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が発表されたオランダ代表DFタイレル・マラシア。将来有望な22歳に、同胞のロビン・ファン・ペルシがエールを送った。英メディアの「talkSPORT」が伝えている。

　ファン・ペルシはフェイエノールトでプロキャリアをスタートさせると、2002年にオランダ年間若手最優秀選手賞を受賞。04年からアーセナルで８シーズン、プレーした後、マンチェスター・Uへ移籍。プレミアリーグでは二度の得点王に輝いた。現在は古巣フェイエノールトでコーチを務めており、マラシアは教え子に当たる。

　そんなマラシアに、元オランダ代表FWはフェイエノールトの公式ツイッターを通じ「やあ、タイレル。ロビンだよ。君のユナイテッドへの素晴らしい移籍と、キャリアにおけるこの大きな瞬間を祝福するよ」と動画でメッセージを送った。

　また、ユナイテッドファンに向けて、「ファンのみんな、君たちは才能があるだけでなく人間的にも素晴らしい選手を獲得した。彼に優しくしてあげて、良い時も悪い時も応援してください。彼は君たちのために全力を尽くしてくれるだろうし、良い関係を築くことができるだろう」と呼びかけた。
 

　最後には「フェイエノールトのファンや関係者を代表して、君がユースアカデミーに来た幼い頃から今まで、そしてこの素晴らしい瞬間に至るまで、君がクラブにしてくれたことに感謝するよ。君は次の世代のお手本です。成功を祈っているよ」とエールを送った。

　大先輩の愛情たっぷりのメッセージを受けた俊英は、新天地でどんな活躍を見せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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