裏天王山は神戸に軍配!大迫の劇的ゴールで清水を2-1で下し最下位脱出!

2022年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸はリーグ戦初の連勝

巧み反転から決勝点を奪った大迫。写真:滝川敏之

 Jリーグは7月6日、J1第20節の8試合を各地で開催。ノエビアスタジアム神戸で行なわれたヴィッセル神戸対清水エスパルスは、2-1で神戸が勝利した。

 最下位・神戸と、勝点3差で17位の清水の"裏天王山"となったこの試合は、まず神戸が8分に先制する。アンドレス・イニエスタを起点に、パスを受けた武藤嘉紀が右サイドを突破してクロスを供給。相手に当たりディフレクションしたボールを汰木康也が上手くボレーで合わせてネットを揺らす。前半は神戸の1点リードで折り返す。
 
 迎えた後半、66分に清水が同点に追いつく。左サイドからカルリーニョス・ジュニオがゴール前にクロスを送ると、チアゴ・サンタナが確実にフィニッシュ。

 タイスコアで試合は推移し、アディショナルタイムに突入。このまま試合終了かと思われた90+2分、途中出場の大迫勇也がゴール前の混戦からこぼれたボールを、反転しながら巧みなボレーシュートを叩き込む。

 日本代表FWの劇的弾で神戸が勝利し、今季初の連勝を飾り、清水を得失点差で上回り最下位を脱出した。次節、神戸は9日にアウェーでジュビロ磐田と対戦。清水は10日にアウェーで名古屋グランパスと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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