「ボール扱いが上手く速い」ボルシアMG移籍の板倉滉にブンデス公式が注目!「似ている」と評した世界的DFは?

2022年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スキルとユーティリティ性のある選手」

ボルシアMGへの移籍が決定した板倉。欧州5大リーグでプレーするのは初めてとなる。(C)Getty Images

 ドイツ2部でシャルケの優勝に貢献したとはいえ、5大リーグのトップリーグでプレーした経験はない。ボルシアMGやブンデスリーガのファンは、板倉滉がどのようなプレーを見せるのか興味津々だろう。

 7月2日、ボルシアMGは日本代表の板倉を完全移籍で獲得したことを発表した。マンチェスター・シティに支払う移籍金は、500万ユーロ(約7億円)にボーナスと報じられている。

 板倉は2021-22シーズン、シティからシャルケにレンタル移籍し、レギュラーとして活躍。名門の優勝と1年での1部復帰を後押しした。だが、クラブの財政事情から、シャルケへの完全移籍が実現せず。去就が注目されていた。

 ボルシアMG加入が決まり、ブンデスリーガ公式サイト英語版は同日、「シャルケで輝いた日本代表とボルシアMGのDFは何者か?」と題した記事で、板倉の経歴やプレースタイルを紹介している。
 
 その中で、同サイトは「スキルとユーティリティ性のある選手で、ドイツでの経験が豊富」と紹介。かつてトッテナムでプレーしたベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンに似たスタイルだと評した。

「手足が長く、速さがあるイタクラは、守備を簡単に見せることができる。右利きだが、左CBとして定期的にプレーできるほどボール扱いが上手く、元トッテナムのフェルトンゲンに似たスタイルだ。アヤックス時代のヴェルトンゲンのように、イタクラはオランダ(フローニンゲン)で忍耐強く学び、キャリアの全盛期を迎える中で大きな移籍を果たした」

「守備を越える正確なダイアゴナルのパスを通すことができ、シャルケに加入した彼は、ブンデスリーガ復帰という目標の達成に貢献した」

 ローランド・ビルクスSDが期待を寄せ、地元紙『Bild』が「夢のような6番」と表現するなど、前評判が高まっている板倉。2年目のドイツでさらに飛躍できるのか。25歳の挑戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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