アンフィールドでの伝説はまだまだ続く!クロップ監督「サラーの全盛期はまだ先」「契約延長に少し時間はかかったが…」

2022年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は我々と一緒にいるべきだ」

リバプールとの契約を延長したサラー。(C)Getty Images

 現地時間7月1日、リバプールはモハメド・サラーとの契約延長を発表した。

 30歳のエジプト代表FWは、17年夏にローマから加入するや、1年目からゴールを量産し、ここまで公式戦254試合・156ゴールをマーク。プレミアリーグやチャンピオンズ・リーグなど、様々なタイトル獲得に貢献しているほか、個人でも3度リーグ得点王に輝いている。

 しかし、23年6月までとなっていた契約の延長交渉は難航。去就が注目を集め、今夏の退団も取り沙汰されていたなか、現地メディアによれば、新たに3年契約にサインし、週給は35万ポンド(約5775万円)にアップした。

 ユルゲン・クロップ監督は今夏一番の"補強"とも言える、エースの残留に歓喜。「本当に嬉しい。我々にとって最高の決断だし、彼にとっても最高の決断だ。彼は我々と一緒にいるべきだと思う。ここは今、彼のクラブなんだ」と興奮気味に語っている。

「少し時間はかかったが、それはそれでいいし、最高のものはいつだって待つ価値がある。モーは世界最高の選手の1人であり、彼のようなレベルになれば、解決しなければならないことがあるのは当然だ」
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 今後に向けては、「モーの全盛期はまだ先だと確信している。ここでの最初の5シーズンは伝説のようなものだったけどね」と、止まらぬ飛躍に期待を込めている。

「フィットネスの面でも、彼はマシンのようで、信じられない体型をしている。能力とスキルのレベルは、シーズンを重ねるごとに高くなり、意思決定もまた別の次元に進んでいる。それにチームメイトからも慕われている。監督として、特別な人と働いていると実感するよ。(契約延長は)素晴らしいニュースだ。考えるだけで微笑ましくなる。彼はもっと長く私たちと一緒にいてくれるし、もっと多くのことを一緒に成し遂げられるということだ」

 30代に入り、リバプールでのキャリア第2章に突入するエジプトの王は、熱き闘将と共にアンフィールドにさらなる伝説を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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