【J1採点&寸評】FC東京2-2福岡|前半と後半で展開が一変。痛快かつ豪快なボレーを決めたテクニシャンがMOM

2022年07月03日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──大きなミスが複数あったCB木本は厳しい評価に

【警告】FC東京=森重真人(52分) 福岡=ジョルディ・クルークス(29分)【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】紺野和也(FC東京)

[J1第19節]FC東京2-2福岡/7月2日/味の素スタジアム
【FC東京|採点】
スタメン)
GK
ヤクブ・スウォビィク 5.5
DF
中村帆高 −(10分OUT)
木本恭生 4.5
森重真人 6.5
長友佑都 5.5
MF
東 慶悟 5.5(86分OUT)
渡邊凌磨 6.5
松木玖生 5.5
FW
紺野和也 7(86分OUT)【MAN OF THE MATCH】
ディエゴ・オリヴェイラ 6.5(71分OUT)
永井謙佑 5(HT OUT)

途中出場)
DF
バングーナガンデ佳史扶 5.5(10分IN)
FW
レアンドロ 6(HT IN)
FW
アダイウトン 5.5(71分IN)
MF
三田啓貴 −(86分IN)
MF
青木拓矢  −(86分IN)

監督)
アルベル 6
【FC東京|寸評】
 中村の負傷交代という想定外のアクシデントもあり、前半はどこかチグハグな試合運び。SBが攻撃の起点になれず、シュートまでなかなか持ち込めない展開が続いたが、レアンドロの同点弾で息を吹き返した後半は前半よりもパスが繋がりチャンスも増えた点でポジティブな内容だった。

 勝利こそ逃がしたとはいえ、マン・オブ・ザ・マッチは痛快かつ豪快なボレーを決めた紺野にした。チームを一旦は逆転に導いた一撃は十分な価値があり、シュートそのもののインパクトも特大だった。一方で大きなミスが複数あったCB木本は厳しい評価に。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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