「スパーズはステップアップではない!」元トッテナムのエバートン同僚、リシャルリソンの移籍報道に“物言い”

2022年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はエバートンのヒーローだ」

去就が注目を集めるリシャルリソン。4年在籍したエバートンを離れるのか。(C)Getty Images

 かつてトッテナムでプレーし、現在はエバートンに所属しているアンドロス・タウンゼントが、古巣への移籍が取り沙汰されているチームメイト、リシャルリソンについて、鋭い意見を飛ばした。英メディア『90min』が6月28日付けで伝えている。

 リシャルリソンは、2018年夏にワトフォードからエバートンに加入。以来エースとして活躍し、加入4年目の2021-22シーズンも、チームが残留争いを強いられるなか、3度目のリーグ戦二桁得点をクリアした。ブラジル代表としても、2019年のコパ・アメリカ制覇に貢献したほか、昨夏の東京五輪でも10番を背負い、金メダル獲得の立役者のひとりとなった。

 今夏には、同じエバートンのアンソニー・ゴードンと共に、トッテナムからの関心が報じられるなか、タウンゼントは現地ラジオ局『talkSPORT』でリシャルリソンの動向に言及。「スパーズをステップアップと呼ぶのは少し無礼だと思う!」と独自の見解を示している。

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「エバートンは、イングランドで最も大きく歴史あるクラブのひとつであり、最も厚いファン層を持っていると思う。それに彼はエバートンのヒーローだ。シーズン終盤には彼が決めたゴールが僕らを支えてくれた。だから彼はすでにクラブでヒーローの地位を得ているんだ。僕からはそれしか言えないよ」

 エバートンは過去9度のリーグ制覇を達成。これは2度のトッテナムはもちろん、マンチェスター・シティ(8度)やチェルシー(6度)よりも多い回数だ。しかし、1992年のプレミアリーグ制覇以降は、ビッグ6の壁をなかなか破れずにいる。

 それでも、来月に31歳となるイングランド代表MFは、2021-22シーズンに4位となり、チャンピオンズ・リーグの出場権を獲得したトッテナムよりも、格が下だとは思っていないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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