神戸がロティーナ監督と契約解除「悪い流れを変えられず申し訳ない」。後任は吉田孝行で3度目の就任

2022年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグでは9試合で指揮を執り、2勝1分6敗

神戸を去ることになったロティーナ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1で最下位に沈むヴィッセル神戸が、大ナタを振るった。

 6月29日、クラブはロティーナ監督の解任を発表した。同監督は、シーズン途中の4月8日に就任。降格圏に沈むチームの再建を託されたが、期待に応える成果を出せず。ACLではグループステージ突破へと導いたものの、リーグでは初采配となった8節・C大阪戦から直近の18節・浦和戦までの9試合で指揮を執り、2勝1分6敗の戦績。18節終了時で、17位の清水とは勝点6差の最下位と、トンネルから抜け出せなかった。
 
 ロティーナ監督はクラブを通じて「チームの悪い流れを変えることができず、順位表で上にいくお手伝いができなかったことを申し訳なく思っています。ただ、チームはまだ4つの大会で戦っており、まだまだ素晴らしいシーズンにする時間は十分残っています。クラブ、選手、サポーターがともに団結して戦い続けることができれば、きっと実りあるシーズンにできることを確信しています」とコメントしている。

 なお、後任は吉田孝行に決定。吉田新監督は2017年、2019年に続き、3度目の就任となる。

 混迷が続く神戸は次節、7月2日に敵地でサガン鳥栖と対戦。浮上のきっかけを掴めるような戦いを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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