EURO2016の予選が９月６日に行なわれ、アイスランドが初の本大会出場を決めた。
 
　３日前にオランダを下してグループAの首位に立ったアイスランドは、ホームでカザフスタンに０-０で引き分けたものの、勝点１を加算してグループ２位以内が確定。ワールドカップを含め初めての国際大会出場を決めた。
 
　同グループではラトビアを下したチェコも２位以内を確定させて６大会連続６回目の出場を決めている。
 
　窮地に追い込まれたのがオランダだ。トルコに０-３で完敗して４位に後退し、そのトルコが３位に浮上。３位に与えられるプレーオフ出場権の自力での獲得の可能性も消滅した。オランダがメジャートーナメントの予選で敗退するのは、2002年日韓ワールドカップ以来となる。
 
　出場国が16チームから24チームに拡大されたEURO2016は、来年６月10～７月10日にフランスで開催。アイスランドとチェコのほかに、これまでにイングランドが本大会出場を決めている。イングランドは２大会連続９回目。
 
　一方、勝てばアイスランドと同じく初のメジャートーナメント出場が決まったウェールズは、ホームでイスラエルと０-０の引き分け。首位はキープしたものの、歓喜は持ち越しとなった。10月10日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で勝点１を加えれば出場が決まる。