昨冬に川崎フロンターレからセルティックに移籍するや、宿敵レンジャーズ戦では衝撃の２ゴール・1アシストをマークするなど、リーグ制覇に小さくない貢献を果たした旗手怜央。長いシーズンをようやく終え、迎えた束の間のオフには、クラブの大先輩と貴重なひと時を過ごしたようだ。

　６月24日にインスタグラムを更新し、かつてセルティック・パークを熱狂させ、44歳となった今も横浜FCでプレーしている中村俊輔との２ショットを披露した。
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「休暇中に中村俊輔さんに会いました。いろいろ話せて、感謝しています」と英語で綴られたこの投稿には、セルティックファンからも続々と興奮のコメントが寄せられるなか、スコットランドに拠点を置く英国紙『Daily Record』も敏感に反応。「レオ・ハタテがクラブのレジェンドと夢の対面」と題し、以下のように大々的に伝えている。

「アンジェ・ポステコグルー率いるチームのプレシーズン・トレーニングが始まる前に、２人は顔を合わせ、シュンスケ・ナカムラが同胞に多くの助言を与えた。セルティックでの４年間で100試合以上に出場した彼は、ハタテがグラスゴーで自身の足跡を辿ることを望んでいる」
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　そのうえで「スコットランド時代には、バロンドール候補、スコットランド年間最優秀選手、スコットランド・サッカー記者協会年間最優秀選手に選ばれたほか、日本人初のチャンピオンズ・リーグでの得点者ともなった」と、日本代表の元10番の華麗な実績を紹介した同紙は、記事の終盤でこんな結論を出している。
 
「スコットランドに戻る準備のために、ナカムラほどアドバイスを求めるのに適した人物はいない」
 
　中村とプレースタイルは異なるものの同じMFとして、セルティックを攻守で支える旗手。偉大な先達からの金言を生かし、チャンピオンズ・リーグ本戦出場も決まっている２年目は、さらなる活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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