「オファーはクレイジーなほど届いている」「ヨーロッパでプレーを続けることしか考えていない」アトレティコを去るスアレスが、退団の真相や今後のビジョンを語る!

2022年06月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

退団を知らされたのは退団セレモニーの前日。

ホーム最終戦となった37節の試合後に開催された退団セレモニー。その事実を知らされたのは前日だったという。(C)Getty Images

 2021-22シーズン限りでアトレティコ・マドリーとの契約が切れ、今夏の動向が注目されるのが数々の栄光を掴み取ってきたストライカー、ルイス・スアレスだ。

 ウルグアイ代表の一員として臨むカタールW杯での活躍も期待されるベテランが、6月16日発売の『ワールドサッカーダイジェスト』でインタビューに登場。スペインを代表するスポーツキャスターにして実況アナウンサーのマヌ・カレーニョ氏が、アトレティコを退団するに至った理由や舞台裏、数多くの獲得オファーが舞い込んでいる現在の心境、シーズン途中に先発から控えに立場が変わった経緯など、興味深い話を訊いている。

 そのなかで、「21-22シーズンでアトレティコを退団することは、クラブの誰から、いつ聞かされたの?」という問いに対してスアレスは、こう答えている。

「退団セレモニー(ラ・リーガ37節、ホーム最終戦のセビージャ戦の後に実施)の前日さ。ラファ・アリケ(アトレティコの広報責任者)から試合後に俺の退団セレモニーをやると言われてね。それで俺は退団するんだって知ったんだ。それまでクラブからは何も話はなかったよ」
 

 また今夏の新天地選びについて話が及ぶと、自身の希望を交えながらこう答えている。

「オファーはたくさん届いているよ。義兄から『クレイジーだ』と言われるほどにね。幸運にも俺は選べる立場にあって、オファーをくれた全てのクラブと話をしている。その時が来たら決断を下すつもりだ」
「ヨーロッパでプレーを続けることしか考えていない。もちろん、スペインのクラブは選択肢の一つさ。実際、あるクラブからオファーが届いているよ」

 今夏の動向が注目されるスアレスは、はたして最終的にどんな決断を下すのか。スペインに留まるのか、プレミアリーグに復帰するのか、それとも……。

構成●ワールドサッカーダイジェスト
※『ワールドサッカーダイジェスト』2022年6月16日発売号より転載。同号では、欧州メガクラブの理想の陣容を探る「新シーズンの究極スカッド」を特集。インタビューはスアレス以外に、レアル・マドリーのマルコ・アセンシオ、ドルトムントのジュード・ベリンガムも登場する。

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