「お金は関係ない」ユナイテッドの新CEOがデヨング獲得問題でファンに本音をぽろり? 「可能な限りのことをやっている」

2022年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「確実なことは言えないが…」

クラブの問題に口を開いたリチャード・アーノルド新CEO。(C)Getty Images

 ラ・リーガのバルセロナに所属するオランダ代表MFフレンキー・デヨングの去就が注目を集めている。

 2021-22シーズンも主力として活躍したものの、今夏にバルサ退団が噂されているデヨング。来シーズンからマンチェスター・ユナイテッドの指揮官となるアヤックス時代の恩師、エリック・テン・ハーグ監督が獲得を熱望しているというが、バルサは5900万ポンド(約88億5000万円)のオファーを却下したとされる。

 そんななか、英紙『Daily Mail』は、ユナイテッドの新CEOであるリチャード・アーノルドがファンとの交流を持つなかで、「彼を迎え入れるために可能な限りのことをやっている」と獲得に前向きな姿勢を見せたと報じた。
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 同紙によれば、アーノルドCEOは来シーズンのユナイテッド"再建"に向けて、自宅付近まで詰めかけてきた熱心なファン全員にパブでドリンクをおごり、こう語ったという。

「私が今、ここで何か確実なことを言うことはできない。それに、我々が誰を獲得するかという話において、お金というのは本当は関係ないんだ。監督が彼を欲しがっていること、彼が本当に素晴らしい選手であるかどうかを実際に調べる作業をしたことは事実だ。値段は1億ポンドなのか、2億ポンドなのか? それは関係ないし、私が欲しい選手を買えばいいものでもない。

 ただ、難しいミッションを成し遂げるために、ここ数日はずっと起きているほどだ。お金は確かにそこにあるが、我々の前には壁があることも事実だよ」

 英メディアによれば、両クラブの希望額はまだ差が大きく、7月まで交渉は続くとみられる。しかし、「ユナイテッドは第1オファーが拒否されたことを受け、再びオファーを申し込む予定。最終的にはバルセロナ側の要求額に近い7000万ポンド(約105億円)レベルの移籍を実現させる自信がある」(『Daily Mail』)ようだ。

 プレミアの名門はプレシーズンが始まる前には交渉をまとめたい考えだという。バルサ愛を度々口にしている25歳の才能豊かなMFは、恩師の待つイングランドを新天地に選択するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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