リバプールの南野拓実は今夏の去就が注目を集めている。

　移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は６月14日、自身のツイッターを通じて「南野は今夏にリバプールを離れるというクラブのプランに変更はない。３つのクラブとの交渉が開始された。南野はすぐに決断を下すだろう。"値札"は1700万ユーロ（約22億1000万円）となる」と状況を伝えた。

　これを受けて『TRANSFER TAVERN』は、「41キャップを誇る日本代表は、（21-22シーズンの）レッズのすべてのコンペティションで計24試合に出場しただけだが、11のゴールに貢献（10ゴール・1アシスト）しており、他のチームならスタメンとして完璧な補強になることを示している」と報道。「リバプールは南野を手放すべきか？」というアンケートをサイト上で実施している。
 

　現時点は約300人が回答し、イエスが66％、ノーが34％という結果となった。

　同メディアは「大阪生まれのタレントは、間違いなく退団すのが正しい選択となる。そこで彼のキャリアを復活させ、アンフィールドでトロフィーを勝ち取った時間を振り返ることができることを願っている」と締めくくっている。

　最有力とも言われているウォルバーハンプトンをはじめ、レッドブル・ザルツブルク時代の恩師ジェシー・マーシュ監督が率いるリーズ、フルアム、ブライトン、サウサンプトンといったプレミア勢、セリエAのラツィオやインテル、リーグ・アンのモナコなどからの関心が取り沙汰されている南野。27歳の決断に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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