「現状に満足していては危機」“猛烈父”が息子ソン・フンミンに発破!ステップアップも進言?「トップクラスのクラブで…」

2022年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ワールドクラスの選手だとは思わない」

アジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミン。30歳で臨む新シーズンでキャリアハイを更新できるか。(C)Getty Images

 韓国代表FWソン・フンミンは、トッテナム加入7年目を迎えた2021-22シーズン、キャリアハイとなる23ゴールをマーク。エジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)と共にプレミアリーグ得点王に輝いた。しかし、父ソン・ウンジョンさんはまだまだ満足していないようだ。
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 中国の国営放送『CGTN』によれば、6月11日に記者団の取材に応じ、「彼はもっと努力し、もっと成長しなければならない」と発破をかけている。

「今の成績に満足しているようでは危機が迫る。常にベストな状態でいられるように努めなければならない。今のままで満足するのではなく、いつも10パーセント良くなってほしいと思っているんだ」

 ウンジョンさんは2018年、息子はすでにプレミアリーグ有数のストライカーとして活躍していたが、「ワールドクラスの選手だとは思わない」と断言していた。それから4年、世界最高峰のリーグでトップスコアーに輝いた今も、その考えは変わっていない。
 
「世界トップクラスのクラブでしっかり活躍すること。その時、彼はワールドクラスのプレーヤーになるんだ。さっきも言ったが、その目標に到達するためには、あらゆる面で10%向上しなければならない。今年多くのゴールを決めたが、来年も同じようにゴールを決められるとは限らない。しっかりと準備した者だけが困難を乗り越えられる。慢心することなく、慎重な態度で臨まなければならない」

 トッテナムは2007-08シーズンのリーグカップ制覇を最後にタイトルから遠ざかっており、「トップクラスのクラブ」とは言い難い。ゆえに英紙『Mirror』は「トッテナムでの将来に疑問を投げかけた」と伝えたように、今回の発言はステップアップを促しているとも取れる。

 去就も含め、来月に30歳となる韓国の絶対エースの今後から目が離せない。
 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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