「PSGにノーと言った」レアルが仏代表MFチュアメニの争奪戦でパリにリベンジ! スペイン紙は“勧誘”のエムバペへ皮肉?「カネではなくマドリーを選んだ」

2022年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金は8000万ユーロ+2000万ユーロ

マドリー移籍が決定したチュアメニ。(C)Getty Images

 レアル・マドリーは6月11日、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニの移籍に関してモナコと合意したことを発表した。契約期間は2028年6月までの6年間で、14日にメディカルチェックを行なった後、入団発表が行なわれる。スペイン紙『AS』は移籍金が8000万ユーロ(約104億円)で、2000万ユーロ(約26億円)のインセンティブが付くと報じている。

 この22歳の獲得を巡っては、マドリー、パリ・サンジェルマン、リバプールなど激しい争奪戦を繰り広げ、とりわけキリアン・エムバペに関しても激しいバトルを演じたマドリーとパリSGが再び激しくやり合っていた。しかも、パリSG残留を選んだエムバペが、モナコとフランス代表の後輩であるチュアメニを勧誘していたとも報じられ、マドリーにとっては「リベンジを懸けた戦い」だった。

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 そのため、マドリー贔屓のスペイン・メディアは意気揚々だ。スペイン紙『AS』はエムバペの時と同様にパリSGが好待遇を約束したが、「彼はPSGにノーと言った」と報じている。

「彼の意志は、作戦全体を通して重要だった。たとえそれが『お金を失う』ことを意味したとしても、彼はレアル・マドリーに来たいという立場を常に明確にしてきた。エムバペからの明白な要求によるPSGの介入により、彼の獲得はより高価になった。最初の入札額6000万ユーロを最終的に8000万ユーロに引き上げることを余儀なくされた。しかし、チュアメニはマドリーを望んでおり、マドリーを選び、最後まで彼の言葉を守った」

 マドリー移籍が濃厚視されていたなか、土壇場で翻意したエムバペへの当てつけのような言い回しだ。エムバペに袖にされたマドリーからしても「したやったり」といったところだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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