ローマは余裕の最終日? 余剰戦力の整備がメインテーマに

2015年08月31日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

イトゥルベ、リャイッチは残留へ。

このゼコをはじめ順調に補強が進んだローマ。移籍期限最終日の課題は余剰戦力の整理だろう。 (C) Getty Images

 前線にエディン・ゼコ、モハメド・サラー、イアゴ・ファルケを補強し、中盤の控えにゲームメイクに長けたフランス人MFウィリアム・ヴァンクール(ディナモ・モスクワ)、最終ラインには左SBリュカ・ディーニュとCBの控え2人、アントニオ・リュディガーとノルベルト・ジェンベール、そしてGKヴォイチェフ・シュチェスニーも獲得して陣容をほぼ整え終わったローマは、余裕を持ってメルカート最終日に臨んでいる。
 
 週末は昨夏ヴェローナから加入したパラグアイ代表FWファン・マヌエル・イトゥルベをめぐり、獲得を望むジェノアとの交渉に時間を費やしたが、最終的には合意に達せず残留が確定した。
 
 アデム・リャイッチもウェストハムからのオファーを拒否して残留の可能性が高まっている。
 
 最終日はサンプドリアが興味を示しているFWビクトール・イバルボをはじめ、余剰戦力の整理が課題となる見通しだ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事