“ジダンとパリSGが合意”報道を代理人が否定も、現地メディアは動向を注視「マルセイユ出身は足かせにならない」

2022年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在フリーのジダンだが……

パリSGのアル・ケライフィ会長(左)とジダン監督(右)。(C)Getty Images

 事態はめまぐるしく変化しているようだ。

 2021-22シーズンを制したリーグ・アンのパリ・サンジェルマンは、来シーズンに向けてマウリシオ・ポチェティーノ監督との契約を見直す準備があると報じられている。新監督の有力候補とされているのが、元フランス代表MFで、かつてはレアル・マドリーで指揮を執っていたジネディーヌ・ジダンだ。

 現地メディアによれば、一度は「拒否した」と報じられていたが、エマニュエル・マクロン大統領自らが「ジダンをフランスのリーグに迎え入れたいと願わない人間はいない。パリSGへの就任を望んでいる」と発言。さらに、パリSGを所有するカタール王室も「支援を惜しまない」姿勢を明らかにしたとされている。
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 さらに、欧州メディア『EUROSPORTS』など有力メディアも相次いで「クラブはジダンと個人での合意に達した」と続報。数日のうちに発表される見込みだとした。スペイン紙『Mundo Deportivo』によれは「破格の年俸が用意されており、土曜日にはカタールからの高位指導者と会談が行なわれる予定」だという。

 加えて、パリSGの宿敵とされるマルセイユの出身であるジダンが、ライバルチームの指揮官になることは不可能とされていた点において、『EUROSPORTS』は「あらゆる状況から、足かせにならない。その扉は完全に閉ざされているわけではない」と指摘している。

 しかし、こうした報道について、ジダンの代理人を務めるアラン・ミリアッチョ氏はきっぱりと否定したようだ。10日付けの仏紙『L’Equipe』は「これらの噂はすべて根拠がないもの。現時点でパリSGのオーナーから直接連絡が来たことはない」と同氏のコメントを伝えている。

 果たして、現在フリーのジダンが母国リーグで指揮を執ることになるのか。今後の動向が注目されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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