スパルタク・モスクワが、リバプールのサディオ・マネ獲りに動く、バイエルン・ミュンヘンを痛烈に皮肉った。

　バイエルンは退団が有力のロベルト・レバンドフスキの後釜として、マネの獲得に着手。ただ、英メディア『SPORT BIBLE』によれば、同クラブはリバプールに対し、レバンドフスキに関心を示すバルセロナに求めたとされる額よりはるかに低い、3000万ポンド（約45億円）の移籍金を提示したようだ。

　しかも、うち650万ポンド（約９億7500万円）はオプションで、満額を手にするには、マネが契約期間中の３年間にチャンピオンズ・リーグ制覇とバロンドール獲得が条件とされ、リバプールは即座に拒否したという。

『SPORT BIBLE』は「軽率」と表現したこのオファーを受け、スパルタクは６月９日に公式ツイッターでドイツ王者を"攻撃"。バイエルンから自軍のエース、アレクサンドル・ソボレフへのオファーという設定で、以下のような疑似レターをアップしている。
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「我々はあなた方の選手である、アレクサンダル・ソボレフに移籍のオファーを出したいと思います。まず1000ユーロ（約13万円）を出し、バイエルンがヨーロッパの大会で優勝したら1000万ユーロ（約13億円）、マンチェスター・ユナイテッドがトロフィーを獲得したら1500万ユーロ（約19億5000万円）、リオネル・メッシがレアル・マドリーに移籍したら2000万ユーロ（約26億円）を上乗せします。よろしくお願いいたします」

　低迷するユナイテッドも巻き込んだロシアの名門の悪ふざけは、20万以上の「いいね」を集め、引用ツイートを含めおよそ１万のコメントが集まるなど、反響を呼んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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