「初めて聞けるので楽しみ」鹿島指揮官がルヴァン杯の“声出し応援”に言及。逆転突破へ「なんとか得点を」

2022年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

一部の座席に限定も、拡声器などの使用も認められる

ファンの声援を心待ちにするヴァイラー監督。(C)SOCCER DIGEST

 鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が、アビスパ福岡とのルヴァンカップのプレーオフステージ第2戦を翌日に控えた6月10日、オンラインでの取材に応じた。

 敵地での第1戦を0-1で落としている鹿島は、ステージ突破のためにゴールが必須。頼もしいのはホームでの"声援"だ。

 11日の福岡戦は、「声出し応援運営検証対象試合」となり、一部座席を「声出し応援エリア」とし、従来とは異なる観戦ルールおよびガイドラインの下で開催。一部の座席に限定されるが、拡声器などの使用も認められ、マスクをしたうえで従来に近い応援ができる試合となる。

 コロナ禍で来日したヴァイラー監督にとって、「ファンの方々の声やチャントを初めて聞けるので、楽しみにしています」とのこと。

 試合についてはこう展望する。

「勝たなければいけない。2試合通した結果で通過が決まります。福岡はディフェンス面に強みを持っていて、我々としても何とか得点を決めることを考えなければいけません」

 同時に指揮官は「失点しないことも重要です」と強調。得点は必要だが、「盲目的に攻撃するわけではない。攻めながらもディフェンス面の管理は怠らないようにしたい」とバランスを取りながら勝利を目指すという。
 
 ルヴァンカップのプレーオフステージは2試合の勝利数が多いチームが突破。勝敗が並んだ場合は、①2試合合計の得失点差、②アウェーゴール数で次ステージへの進出が決まる。それでも並んだ場合は、アウェーゴールのルールが適用されない延長戦を実施し、勝敗が付かない場合はPK戦で雌雄を決する。

 代表期間のため、リーグ戦が中断し、第1戦からちょうど1週間の準備期間を確保できた。リーグ得点王の上田綺世こそ代表活動で不在ながら、指揮官は「今週、時間を有意義に使えた」とチーム作りにも手応えを語る。
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 ホームでの声援を力に代えて、逆転で次ステージへ駒を進められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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