【ガーナ戦のスタメン予想】CFの上田綺世とアンカーの柴崎岳は先発有力。読めない右ウイングは堂安律か久保建英か

2022年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ブラジル戦からは選手を変えたい」

ガーナ戦の日本代表予想スタメン

 6月シリーズの4連戦を戦っている森保ジャパンは、2日のパラグアイ戦で4-1と勝利し、6日のブラジル戦は0-1と敗戦。中3日で10日、ガーナ戦(ノエビアスタジアム神戸/18時55分キックオフ)に臨む。

 森保一監督はガーナ戦の前日会見で、「ブラジル戦からは選手を変えたい。全員ではないですけど、スタートで出場機会を得られていない選手にもスタートからプレーしてもらえるようにしたい」と語った。コメントから察するにGKは大迫敬介か川島永嗣のどちらかで予想が難しいが、フィールドプレーヤーでは2試合連続出番なしのCF上田綺世、ブラジル戦の81分からの途中出場のみにとどまっているアンカーの柴崎岳あたりは、ガーナ戦での先発が有力だろう。

 また、8日の公開トレーニングでは6対6のハーフコートゲームを実施。メンバーは以下のとおりでポジション別にセットが組まれていた。

ビブスあり組/DF=山根視来、谷口彰悟、伊藤洋輝 FW=堂安律、上田綺世、三笘薫
ビブスなし組/MF=原口元気、柴崎岳、鎌田大地 FW=久保建英、浅野拓磨、前田大然

 出場機会の少なかった上田と柴崎を軸にしつつ、公開練習での6対6のセットを参考に、森保ジャパンの基本システム4-3-3に選手を当てはめると、3トップは堂安、上田、三笘、中盤は原口、柴崎、鎌田の組み合わせとなる。さらにクロス練習では左から三笘が、右から堂安がインスイングのボールを上げていた事実を踏まえると、FWとMFはこのセットとなる可能性がありそうだ。
 
 同じクロス練習では左からは伊藤、右からは山根もボールを上げていた。こちらも6対6のセットを参考にすると谷口も加えたこの3人が最終ラインに入りそうだが、残る1枚のCBは板倉滉か吉田麻也か(冨安健洋は別メニュー調整中)。森保監督の「できるだけ招集した選手たちを試し、選手と選手の融合を見ていきたい」という言葉を加味すれば、吉田はパラグアイ戦で伊藤、山根、谷口と最終ラインを形成しているので、板倉がガーナ戦で先発するかもしれない。

 読めないのは右ウイング。8日の公開練習から考えれば堂安が濃厚だが、久保建英はパラグアイ戦で71分から途中出場したのみと、現状では出番が限られている。また森保監督の「選手と選手の融合を見たい」という起用法を重要視するなら、右サイドはパラグアイ戦の堂安&山根セットではなく、ガーナ戦では久保&山根のコンビを試す選択肢も浮上する。

 森保監督は6月シリーズで事前に「できるだけ多くの選手を使いたい」と述べているだけに、ガーナ戦で期待したいのは出場機会が少なかった選手たちの奮起だろう。特に、フィールドプレーヤーで2試合連続出番がなかった上田綺世には、ゴールが求められる。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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