FIFAがエクアドルのW杯参加取り消し、チリの代替出場を決定と海外報道! 23歳DFの国籍偽装を「クロ」と認定

2022年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

近日中に公式発表と報じる

国籍偽装の疑惑が持たれていたカスティージョ。(C)Getty Images

 現地時間6月8日、メキシコのTV局『TV Azteca』は、国際サッカー連盟(FIFA)が南米予選を4位で突破したエクアドルのカタール・ワールドカップ出場を取り消し、チリの代替参加を決定したと発表した。近日中に公式にリリースすると伝えている。

 エクアドル代表を巡っては、主力としてカタール・ワールドカップの南米予選に8試合出場した23歳のDFバイロン・カスティージョに国籍を偽装した疑いが浮上。チリ・サッカー協会(FFC)がFIFAの規律委員会に異議申し立てをし、調査が行なわれていた。それが「クロ」という結論に至ったということだ。
 
 記事によれば、カスティージョが出場した全8試合をエクアドルの黒星とした場合、南米予選7位だったチリがW杯出場圏内の4位に繰り上がり、カタール行きの切符を手にするという。そもそも、FFCが異議申し立てをしたのは、もちろんそれを認識していたからだ。

 ただ、正式発表された場合、エクアドル側がすんなり受け入れるのか、チリの代替出場で、出場権を逃した他の国が納得するのかなど、物議を醸すことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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