６月６日に開催された国際親善試合で、ブラジル代表は日本に１-０で勝利を収めた。２日に行なわれた韓国戦（５-１）に続く勝利で、セレソンには満足感も漂っているようだ。

　ブラジル・サッカー連盟はこの試合の直後、先発したルーカス・パケタのコメント動画を公開。日本のゴール前で開始２分にポスト直撃のシュートを放ち、再三チャンスに絡んだアタッカーは、「難しい試合だった」とコメントしている。

「日本チームは非常に組織的で、プレーに困難を伴うのは分かっていた。守りを固めてくるだろうとね。けれど、僕らにはゴールを求める忍耐力があった。それで勝つことができた。粘り強く続けたことで実際にチャンスが生まれ、ネイマールのPKで勝利を手にすることができたのは、大きな収穫だ」
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　また、パケタは試合中にさまざまなポジションをこなしたことに触れ、チームとしての課題にも言及している。

「インサイドハーフで始まったけれど、その後はもう少しポジションを下げてプレーした。でも光栄なことだ。僕はつねにセレソンを助けたいという気持ちでプレーしている。チームに貢献できることがなにより嬉しいんだ。今日は少しでもその働きができたと、自信を持つことができた」

　昨シーズンはリーグ・アンのリヨンでプレーした24歳。その活躍が評価され、いまやプレミアリーグのクラブへの移籍も囁かれている。日本をかく乱した攻守に渡るパフォーマンスは、カタール・ワールドカップに向けてさらに研ぎ澄まされていきそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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