「攻撃に大きな障害を与えた」ブラジル・メディアが着目した日本のスタッツは?「なんとか振り切ろうとしたが…」

2022年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブラジルの11回に対し、日本は18回のファウルを記録

ネイマールに激しく身体をぶつける中山。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 6月6日に開催された国際親善試合で、日本代表がブラジル代表と国立競技場で対戦した。再三危ない場面を作られるも身体を張った守備でなんとか均衡を保っていたが、75分に遠藤航がペナルティエリア内でリシャルリソンを倒し、痛恨のPKを献上。これをネイマールに決められ、健闘むなしく0-1で敗れた。

 この一戦で日本は相手の11回に対し、18回ものファウルを記録。ブラジル・メディア『UOL』はその数に着目し、「ブラジルの攻撃に大きな障害を与えた」と伝えている。

「日本は多くのファウルを犯し、明らかにブラジル側を困らせ、試合に棘(とげ)を刺した。なんとかドリブルでマークを振り切ろうとしても、ネイマールやヴィニシウス・ジュニオールの足が止まってしまうのだ」
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 チームワーストの選手には「それほど存在感を示せなかった」とルーカス・パケタを挙げた一方、ベストにはそのパケタと2トップを組んだネイマールを選出。日本の迫力不足にも触れ、こう説明している。

「他の試合のような輝きはなかったが、物足りなさが止まらない日本チームに対して、より多くのものを生み出そうとしたのは彼だった。リシャルリソンが得たPKによるゴールで報われもした」

 格下相手に、PKによる1点での辛勝に現地メディアの評価はシビアだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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