テベスはなぜ38歳で引退を決断したのか。歴代所属クラブのファンからはコメントが殺到!「唯一無二だった」「寂しくて泣けてくる」

2022年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「やんちゃだったけど、憎めなかった」

無所属だったテベスが引退を発表した。(C)Getty Images

 6月4日、元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスが母国『AmericaTV』に出演し、引退を発表した。英公共放送『BBC』などが一斉に報じた。

 現在は38歳のテベスは、2001年に母国の名門ボカ・ジュ二オルズでプロデビューを飾り、コリンチャンス、ウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユベントス、上海申花でプレー。昨夏に3度目の所属となったボカを退団して以降はフリーとなっていた。

 引退の理由として、父親が昨年コロナに感染し、合併症のために2021年2月に亡くなったことをあげている。
 
「多くのオファーをもらったが、選手として持っているすべてのものを与えた。去年(ボカで)プレーするのは、父が脳死状態だったので、とても大変だった。ある日目を覚まして、ベーン(妻のヴァネッサさん)に『もうプレーしたくない』と言ったんだ」

 そして、その日の午後に代理人のエイドリアン・ルオッコ氏に電話を掛け、「一番のファンを失ったので、引退することにした 」と伝えたという。

 テベスのその時を振り返り、「自分のことだけを考えて決めたのは、それだけだったと思う。一番のファンを失ってしまったので、もうプレーしたくなかった」と語っている。

 また、歴代所属クラブのファンからは、次のようなメッセージが殺到している。

「なんてプレーヤーだ」
「まだできるよ」
「絶対に忘れない」
「唯一無二の選手だった」
「見ていて楽しかったよ」
「君はレジェンドだ」
「寂しくなるな」
「ハマーズが残留できたのは君のおかげだ」
「やんちゃだったけど、憎めなかった」
「気迫あふれるプレーは素晴らしかった」
「愛すべき選手だった」
「寂しくて泣けてくる」

 キャリア通算では、クラブで746試合・308得点、代表では76試合13ゴールという結果を残したテベス。指導者を目指すという第2キャリアにエールを贈りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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