「信じられない」ウクライナ1部メタリストの練習場がロシア軍のミサイルで破壊。深さ5Mの巨大クレーターに衝撃広がる「見るのも怖い。本当に涙が出る」

2022年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「建物のほぼすべての窓が壊れ、外観、インテリア、一部の通信が損傷」

メタリストのトレーニングセンターが攻撃された。(C)Getty Images

 2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、3か月が経過した現在も収束の兆しは見えない。とりわけウクライナの東部では、激しい戦闘が続いている。

 そんななか、激戦地のひとつハルキウに本拠地を置くウクライナ1部のメタリスト1925・ハルキウが6月4日、ロシア軍のミサイル攻撃により、トレーニングセンターが破壊されたことを発表した。

「ミサイルはトレーニングセンターの敷地内に到達し、5メートルの深さのクレーターを残した。建物のほぼすべての窓が壊れ、外観、インテリア、一部の通信が損傷し、新シーズンに向けて購入した機器の一部が破壊された。サッカー場にも被害があった。爆発は非常に強かったので、残骸はその中心から半径100メートル以上も散らばっていた」
 
 メタリストの公式インスタグラムが投稿した、破壊された建物と巨大なクレーターの写真には、「信じられない」「見るのも怖い。本当に涙が出る」「(ロシアは)ただのケダモノだ」といった声が寄せられている。

 クラブは最後に、次のように力強く宣言している。

「我々は(戦争に)勝利した後に破壊されたすべてのものを確実に再構築する。来シーズンのメタリスト1925は、自由なヨーロッパのウクライナのリーグで、シャフタールやディナモ(・キーウ)、その他のクラブと価値のある戦いをする」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ロシア軍のミサイル攻撃で破壊されたメタリストのトレーニングセンター。深さ5メートルの巨大なクレーターも

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