レアル・マドリーに所属していたウェールズ代表ガレス・ベイルが、現地時間６月１日、退団を発表した。

　今シーズン限りで契約が満了するベイルは、自身のSNSを通じて感謝を綴っている。
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「このメッセージは過去から現在に至るまでのすべてのチームメイト、監督、スタッフ、そして僕を支えてくれるファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えるために書いている。

　僕は９年前に、マドリーでプレーするという夢を実現するためにこの地にやってきた。誇らしい白いキットを着て、胸にエンブレムをつけ、サンチャゴ・ベルナベウでプレーした。タイトルを獲得し、チャンピオンズ・リーグを制覇するためだ。

　振り返ってみると、この夢が現実になったこと、そしてそれ以上のことが実現したと心の底から言うことができる。このクラブの歴史の一部となり、マドリーの選手として達成したことは信じられないことであり、決して忘れることはない」
 

　そしてフロレンティーノ・ペレス会長、ディレクターのホセ・アンヘル・サンチェスら首脳部に感謝を述べ、「とても光栄だった。本当にありがとう」と締めくくっている。この投稿を追うように、マドリーからも正式に退団が発表された。

　近年は負傷の影響もあり、出場機会が激減していたベイルは、今シーズンも公式戦７試合出場、１ゴールに終わっている。だが、マドリー在籍中にはCL制覇５回を含む19タイトルの獲得に貢献。ファンからは「ありがとう。さようなら、レジェンド」「君は僕の永遠のアイドルだった」「美しい瞬間をありがとう」「どんなことがあったとしても、君の働きには感謝している」といった感謝の声が多く寄せられた。

　プライベートの振る舞いも含めて批判されることもあったものの、少なくともマドリディスタは感謝の気持ちを抱いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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