【移籍市場超速報】ジョレンテをセビージャへ無償譲渡のユーベ、補強も積極進行中!! 注目案件の現状は!?

2015年08月27日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ザザ、コマンといった若き逸材についてはいずれも残留が濃厚。

ブンデスリーガでは3節までの全試合でスタメン出場のドラクスラー。先週末には初ゴール(写真)を挙げたシャルケの背番号10の去就は!? (C) Getty Images

 ユベントスは、2年前にアスレティック・ビルバオから移籍金ゼロで獲得したスペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテとの契約を解消、セビージャに無償譲渡することで合意した。
 
 これによって、ウェストハムからオファーを受けていたイタリア代表シモーネ・ザザの残留が濃厚になった。
 
 一方、昨夏にパリ・サンジェルマンから移籍金ゼロで獲得したフランスU-21代表キングスレー・コマンには、バイエルンから高額のオファーが舞い込んでいるが、ユベントスは今のところ、これに応じる姿勢は見せていない。
 
 放出だけでなく、補強に関してもユベントスは動きを止めていない。
 
 かねてから交渉を続けているドイツ代表ユリアン・ドラクスラー(シャルケ)については、従来よりも300万ユーロ上乗せした2300万ユーロ+ボーナスという条件を新たに提示して合意を目指している状況。しかしシャルケ側は、移籍金3000万ユーロ(ボーナスなし)という本来の要求額から歩み寄る姿勢を見せていない。
 
 一方、中盤のターゲットであるベルギー代表アクセル・ヴィツェル(ゼニト・サンクトペテルブルク)については、選手本人が前向きな姿勢を見せているなか、クラブも要求額を当初の3000万ユーロから2500万ユーロまで引き下げてきており、実現の可能性が高まってきた。
 
 ゼニトはヴィツェルの後釜として、ミランも獲得を狙っているジョアン・モウチーニョ(モナコ)にターゲットを絞っている。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳・片野道郎
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